アジングといえばスピニングリールが主流ですが、実はベイトリールでもアジングは可能です。手返しの良さや感度の高さなど、スピニングとは違った魅力があります。この記事では、ベイトリールを使ったアジングの特徴やメリット、選び方とあわせておすすめ機種をご紹介します。
アジングにベイトリールはアリ?
スピニングとベイトの違い
アジングでは軽量ジグヘッドを正確にキャストする必要があるため、スピニングリールが定番。しかし、近年はベイトフィネス対応のリールも進化しており、軽量ルアーの扱いも可能になってきました。
ベイトを選ぶメリット・デメリット
【メリット】
- 素早い手返しでテンポ良く探れる
- フォール中の感度が高い
- ラインスラックの管理がしやすい
【デメリット】
- 軽量ルアーはキャストに慣れが必要
- バックラッシュのリスクがある
初心者にはハードルが高いとされてきましたが、今ではブレーキ性能の進化により、扱いやすいベイトリールも登場しています。
アジング向けベイトリールの選び方
軽量ルアーに対応できるブレーキ性能
アジングで使う1g前後のジグヘッドをストレスなく投げるには、マグネットブレーキや遠心ブレーキが細かく調整できる機種を選びましょう。
ギア比と巻き心地
アジングではハイギア(XG)がおすすめ。素早くラインスラックを回収でき、掛けた魚をいなすのもスムーズです。
自重とコンパクトさ
長時間の釣行では軽さとパーミング性(手の収まり具合)が重要です。150g台までの軽量モデルだと疲れにくく、操作感もアップします。
アジングにおすすめのベイトリール5選
1. シマノ アルデバラン BFS XG
超軽量モデルで、1g以下のジグヘッドでもキャスト可能。ブレーキ調整が非常に繊細で、ベイトフィネス初心者でも扱いやすい名機です。
- ベイトフィネスに初挑戦したい方
- 軽量ルアーでのキャスト性能を重視する方
- 軽量&コンパクトなリールを探している方
2. ダイワ スティーズ AIR TW
ベイトフィネスの最高峰。高剛性&軽量のエアブレーキシステムでストレスフリーなキャスト性能を実現。プロアングラーにも愛用者多数。
- バックラッシュを最小限に抑えたい方
- 長く使える最高グレードの1台を探している方
- 感度・巻き心地・信頼性すべてを重視する方
3. シマノ カルカッタ コンクエスト BFS
丸型ボディながらコンパクトで、巻きの滑らかさは群を抜く存在。メバリング兼用としても優秀で、幅広い魚種に対応。
- 巻き感を重視したスタイルの方
- メバルや根魚など他魚種も狙いたい方
- 高級感と耐久性を求めるベテランアングラー
4. アブガルシア レボ ALC-BF7
コスパ重視ならコレ。軽量で強度も高く、1万円台で買えるベイトフィネス入門機。ラインキャパも十分でアジングにもマッチ。
- 価格を抑えつつ性能も妥協したくない方
- 初めてベイトフィネスに挑戦する学生や若年層
- アジング以外にも汎用的に使いたい方
5. ダイワ タトゥーラ SV TW
タフさと使いやすさを兼ね備えた万能機。SVスプール搭載でバックラッシュしにくいため、初心者にもおすすめ。
- ベイトに不慣れでも安心して使いたい方
- 他の釣り(バス・チニング等)でも兼用したい方
- 耐久性・操作性のバランスを求める方
おすすめベイトリール比較表
製品名 | 自重 | ギア比 | 対応ルアー重量 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
シマノ アルデバラン BFS XG | 130g | 8.0 | 1〜7g | 軽量&初心者に扱いやすい |
ダイワ スティーズ AIR TW | 135g | 8.6 | 1〜5g | 超高感度&トラブルレス |
シマノ カルカッタ コンクエスト BFS | 200g | 6.8 | 1.5〜8g | 巻き感と耐久性に優れる |
アブ レボ ALC-BF7 | 141g | 7.0 | 2〜10g | コスパ◎入門にも最適 |
ダイワ タトゥーラ SV TW | 190g | 8.1 | 3〜14g | タフで幅広く対応 |
ベイトアジングを始める前に知っておきたいこと
ロッドとのバランス
リールに合ったベイトフィネスロッドを使うことで、キャスト性能が大きく変わります。ベイトアジング専用モデルや、UL~Lクラスのロッドがおすすめ。
キャストのコツと練習法
最初は1.5g~3g程度のジグヘッドリグからスタートすると扱いやすいです。ブレーキは強めから徐々に緩めて調整し、ピッチングやサイドスローで練習してみましょう。
まとめ
スピニングが主流のアジングに、ベイトリールという新たな選択肢を加えることで、釣りの幅が広がります。特に手返しの良さや感度の高さは一度使うとやみつきに。今回紹介した5機種を参考に、ぜひベイトアジングに挑戦してみてください。
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