エギングは手軽に始められる一方で、「イカが見えるのに乗らない」「アタリがあっても抱いてくれない」といった壁に多くの人がぶつかります。特に初心者は「何が原因で釣れないのか分からない」と悩みやすいですよね。
本記事では、エギングでイカが乗らない原因を7つに整理し、すぐに実践できる改善方法をわかりやすく解説します。ちょっとした工夫で釣果が大きく変わるのがエギングの魅力。これから挑戦する方も安心して釣りを楽しめるよう、ぜひ参考にしてください。

1. ポイント(場所)が合っていない
イカは回遊ルートやベイト(小魚)がいる場所に集まります。どんなに上手に誘っても、イカがいない場所では釣果につながりません。まずはイカが集まりやすい場所を選ぶことが大切です。
- 潮通しの良い堤防先端や岬
- ベイトが群れている場所
- 常夜灯周辺(夜釣りの場合)

2. 時間帯・潮回りが悪い
イカは活性が上がる時間帯や潮のタイミングに合わせて狙うのが効果的。朝夕のマズメや潮が動く瞬間を意識するだけでヒット率はグッと上がります。
活性が低い時間帯では、イカはエギに反応しません。特に日中の真っ昼間は反応が鈍くなります。
- 朝マズメ(夜明け〜1時間)
- 夕マズメ(日没前後)
- 満潮前後や潮が動くタイミングを狙う

3. エギのサイズ・カラーが合っていない
状況に合わないエギを使うと、イカが興味を示しても抱いてくれません。サイズとカラーを少し調整するだけで、釣果が変わることも多いです。
- 秋イカ:2.5〜3号、ナチュラル系カラー(ピンク・オレンジ)
- 春イカ:3.5号中心、アピール系カラー(赤テープ・ケイムラ)

4. シャクリ方が不自然
強すぎるシャクリや不自然な動きは、イカを警戒させてしまいます。大きく動かすよりも自然に見せることを意識すると抱かせやすくなります。
- 2〜3回シャクリ → 3〜5秒フォール
- 大きな動きよりも自然なドリフトを意識
- フォール中はラインを見て当たりを取る

5. 潮流や風でエギの姿勢が崩れている
潮の流れや風の影響でエギが安定しないと、イカは抱きにくくなります。釣りやすい立ち位置を選ぶなど、シンプルな工夫で改善できます。
- 風上へキャストして糸ふけを減らす
- ラインスラッグをこまめに取る
- 重めのエギ(3.5号)で姿勢安定

6. イカの活性が低い
やる気のない状況では、どんな誘いにも反応が薄くなりがちです。そんな時はテンポを変えたり、フォールでじっくり見せるのが効果的です。
- カラーやサイズを頻繁にローテーション
- 動きをスローにして抱かせる時間を長くする
- 実績のあるポイントへ移動

7. 同じ場所で粘りすぎ
ひとつのポイントにこだわりすぎると、時間だけが過ぎてしまいます。思い切って移動することで、新しいチャンスに出会えることがあります。
- 15〜20分で反応がなければ場所移動
- 数カ所のポイントをローテーション

まとめ
「イカが乗らない」と感じたときは、環境・道具・誘い方の3つを見直すのが基本。初心者でも小さな工夫を積み重ねることで、確実に釣果アップにつながります。
エギングは試行錯誤の釣り。「失敗してもOK」「次に活かせば大丈夫」という気持ちで挑めば、楽しみながら上達していけます。次の釣行ではぜひ本記事のポイントを実践し、難しいシーンを攻略してみてください
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