アジングを始めたばかりの方や、もっと釣果を上げたいと考えている方にとって、「いつが一番釣れるのか?」というのは非常に重要なポイントです。
実はアジングは季節や地域によって釣れる時期が大きく異なります。
この記事では、月別・季節別・地域別にアジングのベストシーズンを詳しく解説し、時期ごとの釣り方やおすすめルアーまで徹底的に紹介します。
アジング初心者向けの総合情報は【アジング初心者完全ガイド】始め方やタックル・釣れるコツをわかりやすく解説!もご覧ください。
アジングの時期はいつ?
アジングにおけるベストシーズンを知ることで、効率的に釣果を上げることができます。このセクションでは、年間を通じたアジの動きと、特に釣果が安定しやすい時期についてまとめます。
アジングに最適な季節は「春と秋」
アジングのハイシーズンは「春」と「秋」。春は産卵前後の個体が接岸し、比較的大きなサイズのアジが狙えます。秋は数釣りの季節で、初心者にも釣果が出やすくおすすめです。
月別のアジの特徴と動き(3月〜11月)
月ごとのアジの動きを把握することで、釣行のタイミングや釣り方が明確になります。以下に、月別の傾向を簡単にまとめます。
- 3月:徐々に水温が上昇し、アジの接岸が始まる。釣果はまだ不安定。
- 4月:春の本格的なスタート。日中よりも夜の方が反応が良い。
- 5月:大型のアジが混じる好シーズン。釣果も安定。
- 6月:小アジがメイン。雨や濁りに注意が必要。
- 7月:水温が高くなり、夜釣りが有利。小型中心。
- 8月:群れに当たれば爆釣も。フロートリグで広範囲を探るのが効果的。
- 9月:秋のベストシーズン開幕。回遊が活発化。
- 10月:初心者でも釣りやすい安定期。アベレージサイズも良好。
- 11月:やや寒くなるが、活性は高い。サイズも期待できる。
季節ごとのアジングの特徴と攻略法
季節によってアジの行動パターンや釣りやすさが大きく変化します。この章では、春・夏・秋・冬それぞれのシーズンごとのアジングの特徴と、効果的な釣り方を解説します。
春のアジング
春は水温が徐々に上がり、アジの接岸が始まります。比較的サイズが良い個体が釣れることが多いですが、食いが渋い場合はジグ単や極小ワームで繊細に攻めるのがポイントです。特に、日没後の時合を逃さないことが重要です。
夏のアジング
夏は昼間の水温が高くなるため、夜釣りがメイン。小アジが中心になりますが、群れに当たれば数釣りも可能。軽量ジグヘッドと高活性向けカラーを使うと効果的です。虫系ワームやプランクトンパターンも効くことがあります。
秋のアジング
秋は最も釣果が安定するシーズン。小〜中型アジが岸から簡単に狙えるため、初心者にもおすすめ。ワームのカラーはナチュラル系がベースですが、濁りや光量によって派手色も有効です。日中でも釣果が出やすく、回遊を狙ってランガンするのも効果的。
冬のアジング
寒くなっても深場では大型が狙える時期。防寒対策をしっかりして、深場狙いのフロートリグや重めのジグ単でボトム付近を丁寧に探るのがポイントです。アタリは小さいので、感度の高いロッドと繊細な合わせが重要になります。
地域別|アジングの時期と傾向の違い
アジングの時期は地域によっても大きく異なります。水温や潮の流れ、地形などの要素が影響するため、自分の釣行エリアに合った情報を知ることが重要です。
瀬戸内・関西エリア
潮通しが良く、比較的年中アジが狙えるエリア。特に春と秋は釣果が安定しやすく、初心者にも人気。都市部からのアクセスも良いため、ナイトアジングのスポットが豊富です。
九州・沖縄エリア
水温が高いため、他地域より早くシーズンインしやすい。冬でも釣果が期待できる場所も多く、通年でアジングを楽しめるフィールド。マズメ時や常夜灯下の回遊も多く、地形変化を活かした攻め方が有効です。
関東・東北エリア
水温の影響を受けやすく、春と秋がメインシーズン。特に秋の爆釣シーズンは関東近郊でもよく見られます。冬場は水温低下により釣果が厳しくなるが、堤防や温排水ポイントを狙えばチャンスあり。
日本海エリア
潮流が強く、秋の回遊時期は好釣果が出やすい。春は大型狙いにおすすめ。外洋に面している場所が多く、風や波の状況によって釣りやすさが大きく変動するため、天候チェックは必須です。
時期別のおすすめルアー・タックル選び
釣れる時期によって、使うべきルアーやタックルも変化します。この章では、各季節に合ったおすすめのジグヘッドやワーム、リグの選び方を紹介します。
春・秋の定番ワーム・ジグヘッド
ジグヘッドは0.8〜1.5g程度、ワームはストレート系が定番。アジの活性が高い場合はリトリーブ主体でOK。ボトム付近を探る場合はスローフォール系も有効。カラーはナチュラル+グローの組み合わせが効果的。
冬に有効なジグ単 or フロート
深場狙いにはフロートリグが有効。遠投できて、深場のボトムも攻略可能。ジグ単は1.5g〜2.5gを使用し、リフト&フォールやステイを織り交ぜるのがカギ。ロッドは感度重視のULクラスが理想。
月ごとの反応がいいカラー傾向
- 春:クリア系、グロー系(ナチュラルに始まり、夜は発光)
- 夏:チャート、ピンク(高活性対応)
- 秋:ナチュラル、パールホワイト(どの時間帯でも万能)
- 冬:グロー、ブルー系(低活性時のアピール重視)
アジングの時期に関するよくある質問(Q&A)
アジングのシーズンに関する疑問は意外と多いもの。ここでは、釣り初心者がよく抱く質問に対して、わかりやすく答えていきます。
一年中アジングってできるの?
地域によっては可能。ただし、真冬や真夏は釣果が不安定になるので、シーズンを選ぶのが無難。通年で狙いたいなら九州・瀬戸内・沖縄エリアがおすすめです。
夜と昼、どちらが釣れやすい?
圧倒的に夜が有利。特に常夜灯周辺では回遊が期待できる。日中に狙う場合は、堤防先端や潮通しの良いポイント、シェードを意識して攻めましょう。
初心者が始めるならいつがおすすめ?
秋がおすすめ。数が釣れやすく、反応も良いため経験値が積みやすい。さらに道具選びに失敗しても結果が出やすいため、入門に最適です。
まとめ
アジングのベストシーズンは春と秋。地域や水温によって釣果に差が出るため、月別・季節別の傾向を把握することが大切です。季節や地域によるパターンを理解し、自分のエリアに合ったアプローチで釣果を伸ばしましょう。この記事を参考に、より快適で効率的なアジングライフを楽しんでください!
これから始める方は、【アジング初心者完全ガイド】始め方やタックル・釣れるコツをわかりやすく解説!の記事もあわせてご覧ください。
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