「アジングを始めたいけど、専用ロッドがない…」そんなときに気になるのが、他の釣り竿での代用です。
実は、アジングロッドの代わりに使える竿は意外と多く、特徴を理解すれば専用ロッドに近い感覚で楽しむことが可能です。
この記事では、アジングロッドの特徴や代用できるロッドの種類、そして初心者にもおすすめの代用ロッド6選を徹底紹介します。
- アジングロッドの基本的な特徴と構造
- 代用できるロッドの種類と選び方

アジングロッドはどんな竿?特徴をおさらい
アジングロッドは、小型のアジをターゲットに、軽いルアーを繊細に操作できるよう設計されたロッドです。
「軽さ」「高感度」「操作性」の3つが最大の特徴で、わずかなアタリも逃さず釣果に直結させます。

アジングロッドの基本スペック
アジングロッドの長さは主に6〜7フィート台。軽さと扱いやすさを両立させるため、カーボン素材が中心に使われています。
また、穂先の構造は2種類あり、繊細なアタリを取れる「ソリッドティップ」と、張りのある「チューブラーティップ」。どちらも1〜5g前後のジグヘッドリグを快適に操作できます。
アジング専用ロッドの構造と特長
アジングロッドは細身のカーボンブランクを採用し、軽い仕掛けでも正確にキャストできる設計になっています。
感度を高めるためにブランクスは高弾性素材が使われ、手元まで振動がしっかり伝わるよう設計。
特にソリッドティップモデルは、アジの「コツン」という小さなアタリを明確に感じ取れます。
他ジャンルのロッドとの違い
メバリングロッドやトラウトロッドと比較すると、アジングロッドはよりシャープで高感度。アジ特有のショートバイト(小さな食いつき)を感じ取り、即フッキングに持ち込める設計です。
つまり、「感度」と「軽さ」においてアジングロッドは他ジャンルのロッドを凌駕しています。
アジングロッドの代用に使える竿とは?
アジング専用ロッドがなくても、代用できるロッドは数多く存在します。
同じく軽量ルアーを扱うジャンルのロッドを選べば、アジングの繊細な釣りを十分に楽しめます。
代用できるロッドの条件
代用ロッドを選ぶときは、以下の3点をチェックしましょう。
- 軽いジグ(1〜3g)を扱えるか
- ティップが柔らかく感度が高いか
- 6〜7フィート程度で操作しやすい長さか
この条件を満たせば、アジング専用でなくても十分に代用可能です。
代用に向いている釣り竿のタイプ
アジングの代用に最適なのは、以下のようなロッドです。
- メバリングロッド:最も近い特性で違和感が少ない
- トラウトロッド:柔軟で軽量リグに対応しやすい
- ライトバスロッド:張りがあり遠投性能が高い
中でもメバリングロッドは、ソリッドティップ仕様ならアジング専用に近い操作感を得られます。
代用ロッドを使う際の注意点
代用ロッドは専用ロッドほどの感度がないため、ライン選びで補うことが重要です。
PEライン0.3号前後+フロロリーダー0.8号を組み合わせると、感度が大幅に向上します。
また、硬めのロッドを使う場合はジグを少し重め(2〜3g)にして操作性を安定させるのがおすすめです。
アジングロッド代用おすすめ6選【2025年版】
ここでは、初心者でも扱いやすく、アジング代用に最適なおすすめロッド6本を紹介します。
いずれも実績あるメーカー製で、コスパと性能のバランスに優れています。
1. シマノ ソアレTT S610L-S
高感度&操作性抜群!メバル兼用ロッドの決定版
ソリッドティップの高感度で、1〜3gのジグ単が“思いどおり”に操れます。常夜灯まわりの微細なバイトも拾い、掛けに行けるキレの良さが魅力。
軽くて一晩振っても疲れにくく、操作→フッキング→取り込みがスムーズ。初めてのアジングロッド代用でも失敗しにくい、王道の一本です。
- ソリッドティップで繊細なアタリを感知
- 軽量ジグヘッド操作が快適
- コスパが高く扱いやすい
2. ダイワ 月下美人 MX 68L-T
感度と軽さを両立!アジング代用ロッドの定番
チューブラーティップの反発で飛距離とレンジキープに強く、風の日も主導権を握れます。マイクロプラグや小型シンペンまで守備範囲が広く、サーチの効率が高い。
軽量でバランス良好、夜通しキャストしてもストレスが少ない設計。外洋寄りや広い護岸で“攻めるアジングロッド代用なら最有力。
- チューブラーティップで高反発
- 軽量設計で長時間の釣行も快適
- 港湾や防波堤のアジ狙いに最適
3. アブガルシア トラウティンマーキス
トラウトロッドながらアジング性能も高い
しなやかなULブランクがアジの吸い込みに追従し、ショートバイトを絡め取ります。1〜2g帯の軽量リグを丁寧に扱え、食い渋りの時間帯で差が出る“乗せ系”。
トラウト兼用もしやすく、汎用ライトゲームロッドとしての価値も高い。渋い状況で安定して数を出したい代用ロッドとして最適です。
- 柔軟で感度の高いカーボン設計
- 軽量ジグ操作がしやすい
- 価格も手頃でコスパ抜群
4. メジャークラフト ファーストキャスト FCS-962LSJ
コスパ重視で入門者に最適な一本
価格以上に“できること”が多い高コスパ入門モデル。素直なソリッドティップでアタリが見えやすく、ジグ単の基礎動作を習得しやすい。0.8〜2gあたりの練習から実釣まで、成長とともに使い倒せます。
初めてのアジングロッド代用に迷ったら、まずこの一本。
- 価格が安く入門者に最適
- 柔らかい穂先でアタリが明確
- サブロッドとしても優秀
5. テイルウォーク ライトゲーマーTZ 77L
高感度・高反発!上級者も納得の性能
高弾性×軽量設計で、感度・反発・遠投性を高水準で両立。風や流れの中でもラインの情報が“手に立つ”ので、再現性の高い攻略が可能。プラグでもジグ単でも一段上の操作感で、外洋ポイントに強い。
“代用の域”を超えたい本格派にふさわしいアップグレード候補です。
- 高弾性カーボンで高感度
- 遠投性能が高く外洋でも強い
- デザイン・質感も高級感あり
6. シマノ ルアーマチックMB S66UL
携帯性抜群!旅行や出張釣行に便利
モバイルロッドの常識を覆す、シマノ ルアーマチックMB S66UL! 6フィート6インチのウルトラライトアクションで、軽量・小型ルアーも繊細かつ意のままに操作可能です。
携行性に優れた5ピースのコンパクト設計は、どこへでも連れ出せる機動力が魅力。本格的な釣りを、もっと手軽に、もっと自由に楽しみたいアングラーへ。あなたの釣り旅を1ランクアップさせる、頼れる1本です
- 折りたたみ式で持ち運び簡単
- 価格が安くサブロッドに最適
- 初心者でも使いやすいバランス設計
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モデル名 | タイプ | 全長 | ルアーウェイト | ティップ構造 | 特徴・おすすめポイント |
---|---|---|---|---|---|
シマノ ソアレTT S610L-S | メバリングロッド | 6.10ft | 1〜6g | ソリッド | 高感度×軽量でジグ単快適。アジ・メバル兼用の万能モデルで初心者にも扱いやすい。 |
ダイワ 月下美人 MX 68L-T | ライトゲームロッド | 6.8ft | 0.5〜5g | チューブラー | 反発力が高く遠投も◎。軽量でバランス良好、長時間でも疲れにくい定番。 |
アブガルシア トラウティンマーキスナノ TMS-622UL | トラウトロッド | 6.2ft | 1〜4g | ソリッド | しなやかなブランクで吸い込みに強い。小型アジの繊細なバイトも拾いやすい。 |
メジャークラフト ファーストキャスト FCS-S682AJI | アジング入門ロッド | 6.8ft | 0.5〜5g | ソリッド | 1万円以下クラスの高コスパ。初めてのジグ単練習にも最適な一本。 |
テイルウォーク ライトゲーマーTZ 66L | メバル・アジ兼用 | 6.6ft | 1〜7g | チューブラー | ナノ系高弾性で超高感度&遠投性。プラグもジグ単も高次元でこなす上級者向け。 |
シマノ ルアーマチックMB S66UL | トラウトロッド | 6.6ft | 1g∼8g | チューブラー | 抜群の携帯性!5ピースで仕舞寸法が短く、旅や出張のサブロッドとしても最適な1本。 |
アジングロッド代用の選び方と注意点
アジングロッドを代用する際は、「軽量リグが扱える柔らかさ」「感度」「長さ」の3点が重要です。
特に、ティップが柔らかいソリッドタイプを選ぶとアタリを取りやすくなります。
また、代用ロッドでは感度が劣るため、PEライン+フロロリーダーの組み合わせで補うのがおすすめです。
硬めのロッドではジグを2〜3gに調整し、ラインテンションを一定に保つことでアタリを感じやすくなります。



まとめ
アジングロッドの代用には、メバリングロッド・トラウトロッド・バスロッドなどが活躍します。
軽量ルアーを扱える柔軟性と高感度を意識すれば、専用ロッドがなくても十分に楽しめます。
今回紹介した6本は、初心者にも扱いやすく、アジングデビューにも最適です。
まずは手持ちのロッドで試しつつ、感度や操作性を比較して自分に合う1本を見つけましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:アジングロッドの代用で最もおすすめは?
A:メバリングロッドが最もおすすめです。構造や感度が近く、アジング専用に最も近い使用感が得られます。
Q2:トラウトロッドでもアジングできる?
A:可能です。1〜3gの軽量ジグヘッドリグに対応しており、柔らかいブランクスが小型アジにぴったりです。
Q3:バスロッドはアジングに向いている?
A:ライトアクションモデルなら代用可能ですが、硬すぎるとアタリを弾きやすいので注意しましょう。
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