今回の旅の舞台は、鹿児島県の最南端に位置する「与論島(よろんじま)」。 美しい「ヨロンブルー」の海は、釣り人にとっても憧れのフィールドです。
しかし、その美しい海中には想像を超える「怪物」たちが潜んでいました。
1週間の滞在中に、特に潮が良い日を選んで計3日間の夜釣りに挑戦。 堤防(防波堤)からの釣りにも関わらず、強烈な引きでハリスをブチ切っていく正体不明の大物たち…。
試行錯誤の末にたどり着いた「ある攻略法」とは? そして、最後に釣り上げた魚の正体は?
この記事では、与論島のポテンシャルを肌で感じた3日間の激闘をまとめました。これから遠征を考えているアングラーの参考になれば幸いです!
今回の遠征で見つけた「勝ちパターン」
まず結論からお伝えすると、今回の与論島攻略の鍵となったのは以下の2点でした!
1. エサは「現地調達のカニ」が最強!オキアミではエサ取りの小魚に瞬殺されますが、現地で捕まえたカニには良型の「底物」しか食ってきません。
2. 「クッションリーダー」が必須!魚の引きが強烈すぎて、ナイロンやフロロの直結では衝撃に耐えられません。クッションゴムを噛ませることで、キャッチ率が劇的に向上しました。
この「勝ちパターン」に気づくまでのドラマと、各日の釣果レポートをご紹介します。
【Day1】洗礼と逆転|供利港で怪物に挑む
「かけた瞬間に切られる…!」
初日は、与論島でも屈指の潮通しを誇る「供利港(ともりこう)」へ。大潮の激流が洗うフェリー乗り場の突端は、まさにモンスターの巣窟でした。 何度かけてもハリスを飛ばされる絶望的な状況。そこで取り出したのが、バッグの奥に眠っていた「クッションリーダー」でした。
この判断が功を奏し、ついに良型の高級魚をキャッチすることに成功します。
▼ Day1の詳しい釣行記はこちら
【Day2】お祭り騒ぎ|茶花港で高級魚ラッシュ
2日目は場所を変えて、島の中心部にある「茶花港(ちゃばなこう)」へ。 この日は「夕まずめ × 大潮」という最高のタイミング。
まだ明るい時間からイシガキダイが連発し、日が暮れればフエダイやハタ類が乱舞する、まさに「釣り天国」状態に。 さらに、エサ取りとして釣れた小魚を泳がせておいたら、まさかの珍客まで登場して……!?
▼ Day2の詳しい釣行記はこちら
【Day3】証明完了|再現性を確認した最後の夜
最終日は再び、初日の激戦地「供利港」へ戻りました。 目的は一つ。Day1で確立した「カニ餌 × クッションリーダー」の攻略法が、まぐれではないことを証明するためです。
結果は、狙い通りの「ズドン!」。 しっかりと本命を追加し、最後は南国らしい愛嬌のある魚「オジサン(笑)」で締めくくりました。
▼ Day3の詳しい釣行記はこちら
まとめ:与論島の夜釣りは装備万全で!
3日間の釣行を通して感じたのは、「堤防釣りだからといって舐めてはいけない」ということです。 足元のすぐそこで、竿をへし折るようなパワーを持つ魚が食ってきます。
- 太めの仕掛け(ハリス10号以上推奨)
- クッションゴム
- 現地のエサ(カニなど)
これらを準備して、ぜひ皆さんも与論島のホットな夜釣りにチャレンジしてみてください!




























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