同じ2500番でも、FC LT2500SとLT2500Sではボディの大きさが違う。さらにSやXHの記号が続くと、どこを比べればいいのか迷ってしまいます。25カルディアの全15番手は、使うラインの太さと長さ、巻き取りの速さから見ると選びやすくなります。
釣り方から候補を探す
- アジング・メバリング
FC LT2000Sを起点に、巻き取り量を選ぶ。 - エギング
LT2500S/LT2500S-XH。自重と糸巻量は同じで、巻き取りの速さが違う。 - シーバス
LT3000S-CXH・LT3000系・LT4000-C系から、使うPEに合う番手を選ぶ。
まず釣り別の選び方を読み、候補が決まったら全15番手のスペック表で確かめてみてください。本記事は2026年9月30日時点のダイワ公式情報をもとにした選び方ガイドです。使用感の実釣レビューではありません。
カルディアというシリーズ全体を先に把握したい方は、こちらからどうぞ。
25カルディアはどんなリールか
25カルディアは2025年3月発売、21カルディアから4年ぶりのフルモデルチェンジです。アジングからエギング、シーバス、ライトショアジギングまでをカバーし、この世代で5000番が追加されました。メーカー希望本体価格は28,800〜33,800円(税抜)で、実売はおおむね2万円台前半から。販売店や時期によって変わります。
ボディとローターの素材はZAION V。モノコックボディに加え、エアドライブローター・ベール・スプールの3要素を採用しています。エアドライブシャフトは搭載していません。
ピニオン部にはマグシールドを採用。ドラグは1000〜4000番がATD TYPE-L、5000番がATD TOUGHです。5000番は単に糸巻量が増えるだけでなく、ドラグとハンドルノブの仕様も変わります。
前世代との違いを知りたい場合は25カルディアと21カルディアの違いへ。カルディア全体(SWを含む)の位置づけはダイワカルディア完全ガイドにまとめています。
釣り別|25カルディアのおすすめ番手
同じ魚を狙う場合でも、港内で細いPEを使うのか、広い場所で太めのPEを使うのかで候補は変わります。以下の番手を起点に、いつもの釣り場に合わせて選んでください。
アジング・メバリング|FC LT2000Sから考える
軽いジグヘッドをゆっくり引く釣りなら、FC LT2000S(165g)が候補です。PE0.4号を200m巻けて、ハンドル1回転の巻き取り長さは67cm。仕掛けを動かしすぎずに巻きたいときの基準にできます。
FC LT1000Sも自重は165gです。1000番にすればリール全体が軽くなるわけではありません。こちらはPE0.3号200m、巻き取り長さ64cm、ハンドル長40mm。2000Sの45mmハンドルとの違いも見ながら、小さな操作に合わせて選ぶ番手です。
糸ふけの回収や手返しを優先するなら、巻き取り長さ76cmのFC LT2000S-H。フロートなどでPE0.6号を200m確保したいなら、FC LT2500S/S-Hも比較に入ります。魚の大きさだけで番手を上げず、必要なライン量とロッドとのバランスを確かめましょう。
エギング|LT2500SとLT2500S-XHの違いは巻き取り量
エギングなら、まずLT2500SとLT2500S-XHを比べます。どちらも180g、PE0.6号200m、最大ドラグ力5kg。ノーマルギアのSが73cm、XHが87cmと、ハンドル1回転の巻き取り長さが違います。
シャクった後の糸ふけを少ない回転数で回収したいならXH。巻きすぎを抑え、自分のペースでラインを扱いたいならSが候補です。秋だからノーマルギア、春だからXHと決まるものではなく、普段の操作に合わせて選べます。
2.5〜3.0号のエギを使う秋の釣りで軽さを求めるなら、170gのFC LT2500S/S-Hも選択肢です。ダイワもこの用途を挙げています。通常のLT2500S系より10g軽く、ボディは一回り小さい設計です。
PE0.8号を200m巻きたい場合は、LT2500やLT3000S-CXHの糸巻量を確認してください。春の大型イカを狙うからといって、最大ドラグ力10kgを選ぶ必要があるわけではありません。ドラグは実際に使うラインや結束、ロッドに合わせて調整するものです。
PEの太さから迷っている場合は、エギングのライン選びもあわせてどうぞ。リールの糸巻量とセットで考えると候補が絞れます。
エギング専用の番手だけをもっと細かく見たい方は、エギング向け25カルディアの番手でLT2500S-XH・LT2500S・FC LT2500Sの3択をロッドとのバランスまで含めて整理しています。
シーバス|PE0.8号・1号・1.5号で候補を分ける
湾奥や港内でPE0.8号を使うなら、LT3000S-CXH(195g)が候補になります。PE0.8号200mの浅溝スプールと、小型ボディの組み合わせです。巻き取り長さは93cm。細めのラインと軽快なタックルを組みたい場面に合います。
PE1号を200m巻くなら、210gのLT3000/LT3000-XHへ。3000S-CXHよりボディが一回り大きく、同じ「3000」という数字でも構成が違います。巻き取り長さはノーマルが77cm、XHが93cmです。
PE1.5号を200m確保したい河口やサーフなら、220gのLT4000-C/LT4000-CXHを比較します。巻き取り長さは82cmと99cm。一定の速度で引く釣りを重視するか、回収や手返しを重視するかで選び分けられます。
糸巻量が多いほど、どんな大物にも対応できるという意味ではありません。障害物の有無や足場、使うルアー、ロッドまで含めてタックルを決めてください。
シーバスの番手だけを詳しく知りたい方は、シーバス向け25カルディアの番手でPE0.8号・1号・1.5号ごとの候補とフィールド別の使い分けをまとめています。
サーフ・ライトショアジギング|LT4000-C系とLT5000-C系
PE1.5号200mで組むなら4000-C系、PE2号300mを確保するならLT5000-C/LT5000-CXH(240g)が候補です。5000番にはATD TOUGHとパワーライトタイプEVAノブを搭載。自重は4000番より20g増えます。
巻き取り長さは5000-Cが87cm、5000-CXHが105cmです。広いサーフで回収を速めたいならCXHが候補になります。ここで扱うのは汎用の25カルディア。カルディアSWとは別シリーズなので、大型青物を主に狙う装備を選ぶときは混同しないようにしましょう。
5000番はここで仕様が一段変わります。ドラグがATD TOUGHになり、ハンドルノブもパワーライトタイプEVAへ。自重は4000番より20g増えますが、PE2号を300m積めるのは25カルディアではこの番手だけです。
サビキ・ちょい投げ|ナイロンの糸巻量も確認
堤防のエサ釣りでは、PEの欄だけで決めず、使いたいナイロンが必要な長さだけ巻けるかを確認します。公式の標準巻糸量は、LT2500が6lb・150m、LT3000が8lb・150m、LT4000-C系が12lb・150mです。
「通常スプールだからナイロン3〜4号を十分に巻ける」とは限りません。号数とlbは同じ単位ではないため、ラインの製品表示も見ながら選んでください。
FC・S・C・H・XH・CXH|カルディアの型番の読み方
- LT
- LIGHT & TOUGH。ダイワの小型スピニングリールの設計コンセプトを表します。
- FC
- フィネスカスタム。たとえばFC LT2500Sは、通常のLT2500Sより小さいボディを使う170gのモデルです。
- S
- 浅溝スプール。必要な細糸を巻くときに、通常スプールより下巻きを少なくできる仕様です。
- C
- コンパクトボディ。LT3000S-CXHなら、LT3000より一回り小さいボディを採用しています。
- H/XH
- Hはハイギア、XHはエクストラハイギア。25カルディアではHが5.8、XHが6.2、無印は5.1または5.2です。
CXHはひとつのギア名称ではなく、「C+XH」です。LT3000S-CXHなら、3000番の浅溝スプール、小型ボディ、エクストラハイギアという組み合わせになります。
CXHとXHの違い|Cが付くとボディが一回り小さい
いちばん混同されやすいのがここです。CXHとXHは、ギア比はどちらも6.2で同じ。違いはCの有無、つまりボディサイズだけです。
25カルディアで比べると、LT2500S-XHは180gで巻き取り87cm。LT3000S-CXHは195gで巻き取り93cm。Cが付くLT3000S-CXHは「3000番の糸巻量を、3000番より小さいボディに収めた」モデルで、LT3000(210g)より15g軽く仕上がっています。
選び分けの目安は単純で、必要な糸巻量が先、ボディサイズは後。PE0.8号を200m巻きたいならLT3000S-CXH、PE0.6号でいいならLT2500S-XH。そのうえで「同じ糸巻量ならCが付くほうが軽い」と覚えておけば迷いません。
FC付きとFC無しの違い|同じ2500番でもボディが別物
FCはフィネスカスタム。25カルディアにはFC LT2500SとLT2500Sの両方があり、番手の数字は同じでも中身が違います。
FC LT2500Sは170g・ギア比5.1・巻き取り72cm・ハンドル長45mm。LT2500Sは180g・ギア比5.2・巻き取り73cm・ハンドル長50mm。PE0.6号200mという糸巻量は同じで、違うのはボディの大きさと10gの自重、そしてハンドルの長さです。
軽さと近距離の操作性を取るならFC、巻きのトルクと安定感を取るなら無印。ダイワは2.5〜3.0号のエギを使う秋のエギングにもFC LT2500Sを挙げているので、軽量タックルで組みたい人はFCから見るのが早いです。
ギア比が同じでも、スプールの大きさが違えば巻き取り長さは変わります。たとえば同じ6.2でも、LT2500S-XHは87cm、LT4000-CXHは99cm。回収の速さを比べるなら、スペック表の「巻き取り長さ」まで見るのが確実です。
スペアスプールを増やしたい場合は、カルディアのスプール互換性もあわせてどうぞ。同じα系のルビアスやエメラルダスAIRとは取付部が共通です。
25カルディア全15番手のスペック一覧
必要なPEの太さと長さを決めてから、自重・巻き取り長さを比べてください。最大ドラグ力は釣れる魚の重さを示す数値ではなく、普段のドラグ設定値とも異なります。
表は横にスクロールできます。巻き取り長さはハンドル1回転あたり、価格はメーカー希望本体価格(税抜)です。
| モデル | 自重 | ギア比 | 巻き取り長さ | PE糸巻量 (号-m) | 最大ドラグ力 | 本体価格 (税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FC LT1000S | 165g | 5.1 | 64cm | 0.3-200 | 5kg | 28,800円 |
| FC LT2000S | 165g | 5.1 | 67cm | 0.4-200 | 5kg | 28,800円 |
| FC LT2000S-H | 165g | 5.8 | 76cm | 0.4-200 | 5kg | 28,800円 |
| FC LT2500S | 170g | 5.1 | 72cm | 0.6-200 | 5kg | 29,300円 |
| FC LT2500S-H | 170g | 5.8 | 82cm | 0.6-200 | 5kg | 29,300円 |
| LT2500 | 185g | 5.2 | 73cm | 0.8-200 | 10kg | 29,300円 |
| LT2500S | 180g | 5.2 | 73cm | 0.6-200 | 5kg | 29,300円 |
| LT2500S-XH | 180g | 6.2 | 87cm | 0.6-200 | 5kg | 29,300円 |
| LT3000S-CXH | 195g | 6.2 | 93cm | 0.8-200 | 10kg | 30,300円 |
| LT3000 | 210g | 5.2 | 77cm | 1-200 | 10kg | 31,300円 |
| LT3000-XH | 210g | 6.2 | 93cm | 1-200 | 10kg | 31,300円 |
| LT4000-C | 220g | 5.2 | 82cm | 1.5-200 | 12kg | 32,300円 |
| LT4000-CXH | 220g | 6.2 | 99cm | 1.5-200 | 12kg | 32,300円 |
| LT5000-C | 240g | 5.2 | 87cm | 2-300 | 12kg | 33,800円 |
| LT5000-CXH | 240g | 6.2 | 105cm | 2-300 | 12kg | 33,800円 |
番手名を押すと、詳しい解説へ移動できます。出典:ダイワ公式「カルディア」製品スペック(2026年9月30日確認)。巻糸量は目安で、ラインの製品や巻く際のテンションによって変わります。用途別の選び方は公式の対象魚・仕様を参考にした当サイトの提案です。
ルビアスと迷うなら、同じ番手で比べる
ルビアスまで予算を広げるかは、番手をそろえて考えたいところです。エギングで候補になるLT2500S-XH同士なら、次の違いがあります。
| 比較項目 | 25カルディア LT2500S-XH | 24ルビアス LT2500S-XH |
|---|---|---|
| 自重 | 180g | 150g |
| 巻き取り長さ | 87cm | 87cm |
| PE糸巻量 | 0.6号200m | 0.6号200m |
| 最大ドラグ力 | 5kg | 5kg |
| 本体価格(税抜) | 29,300円 | 47,700円 |
この組み合わせでは自重差30g、メーカー希望本体価格の差18,400円(税抜)です。実売価格の差とは分けて考えてください。数値は25カルディア公式と24ルビアス公式で確認しています。
予算を抑えてラインやルアーもそろえたいならカルディア、タックル全体をさらに軽くしたいならルビアスが候補になります。30gの差をどう感じるかはロッドや持ち方でも変わるため、可能なら手持ちのロッドに合わせて確かめたいところです。
素材や構造も含めて検討したい場合は、ルビアス・セルテート・カルディアの比較記事へ。逆に予算を下げる方向ならフリームス・レガリス・レブロスとの違いもどうぞ。ダイワのシリーズ全体から探すなら、ダイワのリール・ロッドシリーズ一覧も参考になります。
25カルディアの番手に関するよくある質問
FC LT1000SとFC LT2000Sは、どちらが軽いですか?
どちらも自重は165gです。違いはスプールの大きさや糸巻量、ハンドル長など。巻き取り長さは1000Sが64cm、2000Sが67cmなので、必要な糸巻量と操作の好みで選べます。
FC LT2500SとLT2500Sは何が違いますか?
FC LT2500Sは通常のLT2500Sより小型のボディを使い、自重は170g。LT2500Sは180gです。どちらもPE0.6号200mですが、ギア比は5.1と5.2、巻き取り長さは72cmと73cm、ハンドル長は45mmと50mmです。FCも2.5〜3.0号のエギを使う秋のエギングに対応するモデルとして公式に紹介されています。
エギングはLT2500SとLT2500S-XHのどちらがいいですか?
糸ふけを少ないハンドル回転で回収したいならXH、巻き取りすぎを抑えながら操作したいならSが候補です。巻き取り長さは87cmと73cm。自重はともに180g、PE糸巻量も0.6号200mで同じです。
LT3000S-CXHとLT3000-XHは何が違いますか?
3000S-CXHは小型ボディと浅溝スプールで195g、PE0.8号200m。3000-XHは一回り大きいボディで210g、PE1号200mです。巻き取り長さはどちらも93cm。使うラインと必要なボディサイズが選び分けのポイントになります。
4000番と5000番はどう選べばいいですか?
PE1.5号200mなら4000-C系、PE2号300mなら5000-C系が候補です。自重は220gと240g。5000番ではドラグがATD TOUGHになり、ハンドルノブもパワーライトタイプEVAになります。必要な糸巻量とロッドとのバランスで比べてください。
カルディアのCXHとXHの違いは何ですか?
ギア比はどちらも6.2で同じです。違うのはCの有無で、Cはコンパクトボディを意味します。LT3000S-CXHは3000番の糸巻量(PE0.8号200m)を小さいボディに収めたモデルで195g、LT3000-XHは210gです。同じ糸巻量ならCが付くほうが軽くなります。
カルディアのFC付きとFC無しはどう違いますか?
FCはフィネスカスタムで、同じ番手表記でもボディが一回り小さくなります。FC LT2500Sは170g・ギア比5.1・巻き取り72cm・ハンドル長45mm、LT2500Sは180g・ギア比5.2・巻き取り73cm・ハンドル長50mm。PE0.6号200mという糸巻量は同じで、違いは自重10gとボディサイズ、ハンドル長です。
釣り場で使うラインから、一台を選ぶ
アジングならFC LT2000S、エギングならLT2500S/S-XH、シーバスなら必要なPEの糸巻量に合う3000〜4000番。まずはこのあたりから、いつもの釣りに合う候補を探してみてください。
最後に迷ったら、同じ番手のノーマルギアとH・XHを見比べます。自重が同じでも、ひと巻きで回収する長さは違う。数字の大きさより、普段の操作に合うかどうかが選び分けの目安になります。


























































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