エギングで何度もシャクっていると、次に巻き始める瞬間のテンポが意外と気になります。ハンドルノブを探す一拍が重なると、糸フケの回収も少し遅れます。
ダブルハンドルの良さは、シャクリ後にノブをつかみやすく、フォールから回収までのリズムを作りやすいことです。ただし、軽さを優先したい人にはシングルのほうが合う場面もあります。
この記事では、標準でダブルハンドルを備えたモデルと、交換前提で選びやすい軽量モデルを分けて比較します。
まずはダブルハンドルが向いている釣り方を確認してから、候補になる7台を見ていきましょう。
ダブルハンドルがエギングで選ばれる理由
エギングには「シャクリ」という独特の動作があります。ロッドを鋭く煽ってエギにアクションを加えた後、必ずリールを巻いて糸フケを取る必要があります。
シングルハンドルの場合、シャクリ後にハンドルがどの位置にあるかわかりません。最悪の場合、ハンドルを探している間にアオリイカがエギを離してしまいます。
ダブルハンドルなら、ハンドルが必ず180度の対称位置にあるため、シャクリ直後でも迷わずハンドルを掴めます。これがエギングでダブルハンドルが支持される最大の理由です。
ダブルハンドルのメリット3つ
ダブルハンドルの強みは、エギング特有の「シャクリ後すぐに巻く」動作で出やすくなります。メリットだけでなく、重さや価格のデメリットも見ておくと選びやすくなります。
| 比較項目 | ダブルハンドル | シングルハンドル |
|---|---|---|
| エギング適性 | シャクリ後にノブをつかみやすく、糸フケ回収のリズムを作りやすい | 軽量で巻き感は出しやすいが、ハンドル位置が合わない場面がある |
| 向いている人 | テンポよくシャクる人、秋の数釣り、ライン管理を重視する人 | 軽さを最優先する人、巻きの軽さを重視する人 |
| 注意点 | 同番手でもやや重くなりやすく、価格も上がりやすい | 後から交換する場合、対応ハンドルと追加費用の確認が必要 |
ダブルハンドルが向いている人
- フォール後の巻き始めを安定させたい
- 潮の変化を丁寧に探りたい
- 夜釣りでもハンドルをつかみやすくしたい
- 巻きのリズムを一定に保ちたい
シングルハンドルも検討したい人
- 軽さを最優先したい
- 速いテンポで広く探りたい
- まずは予算を抑えて始めたい
- 現在のリールに不満がない
ダブルハンドルは必須装備ではありません。釣り方と重視する操作感で選ぶと失敗しにくくなります。

① シャクリ後のハンドルの持ち替えがスムーズ
180度対称のため、シャクリ後に手探りせずハンドルを掴めます。連続シャクリのリズムが崩れにくく、長時間の釣りでも疲れにくいです。
② フォール中の糸フケ管理がしやすい
ゆっくり巻きながらフォールを管理する際、ダブルハンドルは安定感があります。特に「スラックジャーク」という技術を多用するエギングでは欠かせません。
③ バランスが取れて安定感がある
重さが均等に分散されるため、リーリング時のブレが少なく、エギの動きをより繊細にコントロールできます。
デメリットも知っておこう
ダブルハンドルは便利ですが、軽さと価格の面ではシングルハンドルより不利になることがあります。メリットだけで決めず、自分の釣行時間や予算に合うかも確認しておきましょう。
- シングルハンドルより若干重くなる(数十g程度)
- 価格がやや高め
- ショアジギングなど力強い巻き取りには不向きな場合も
エギングリール ダブルハンドルの選び方
ダブルハンドルリールを選ぶときは、ハンドル形状だけでなく、番手・ギア比・自重の3つをセットで見ることが大切です。ロッドとのバランスが悪いと、せっかくのダブルハンドルでも疲れやすくなります。
番手は2500番か3000番を選ぶ
エギングで使うPEライン(0.6〜0.8号)を150〜200m巻けるサイズが必要です。ダイワなら2500番、シマノなら2500〜3000番が標準です。
ギア比はノーマルかハイギアを選ぶ
エギングはリールを巻き続ける釣りではないため、ギア比の好みは個人差があります。糸フケを素早く回収したい方はハイギア(HG)、エギの動きをゆっくり見せたい方はノーマルギアがおすすめです。
自重は200g前後を目安に
長時間シャクリ続けるエギングでは、リールの重さが疲労に直結します。ダブルハンドルは構造上シングルより重くなるため、200g前後までを目安にしてください。この記事の7機種は170〜220gの範囲に収まります。
エギングリール ダブルハンドルおすすめ7選
ここでは、エギングで使いやすいダブルハンドル標準モデルと、交換前提で選びやすい軽量モデルを比較します。最初から手間なく使いたい人は「DH標準」、軽さや価格を優先する人は「交換前提」も候補になります。
おすすめ7選 一覧比較表
番手は2500番〜C3000番、自重は200g前後までを目安にすると、エギングロッドとのバランスが取りやすくなります。ダブルハンドル標準か、後から交換する前提かもあわせて確認しましょう。
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| No. | 商品名 | 自重 | DH | 価格帯 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ダイワ23 レガリス LT2500S-DH | 200g | 標準 | 〜¥15,000 | 初心者・コスパ重視 |
| 2 | シマノセフィアSS C3000SDHHG | 200g | 標準 | 〜¥25,000 | 軽さと専用感のバランス |
| 3 | シマノ22 ミラベル 2500SHG | 200g | 交換前提 | 〜¥15,000 | 軽量・低予算 |
| 4 | シマノ21 セフィアXR C3000SDH | 185g | 標準 | 〜¥35,000 | 中級者・感度重視 |
| 5 | ダイワ25カルディア FC LT2500S | 170g | 交換前提 | 〜¥25,000 | ダイワ派・汎用性重視 |
| 6 | シマノ23 ストラディック 2500SHG | 220g | 交換前提 | 〜¥25,000 | 汎用リールを使い回したい人 |
| 7 | シマノ23 ヴァンキッシュ C3000SDH | 175g | 標準 | ¥50,000〜 | 上級者・軽さ最優先 |
1. ダイワ 23 レガリス LT2500S-DH【ダブルハンドル標準で一番安い】
ダブルハンドルを最初から積んだモデルでは、ここが一番安い部類です。自重200g・ギア比5.3・1回転75cm、本体価格14,800円(税抜)。最初の1台としてダブルハンドルを試すならここから。ハンドルアームが90mmと長めなので、シャクった直後の糸フケをテンポよく拾えます。ダイワ公式もPE0.6号を200m巻いてエギングに使う想定を挙げています。専用機ではないぶん、ライトな投げ釣りなど他の釣りにも回せます。
2. シマノ セフィアSS C3000SDHHG【シマノ入門機の最高峰】
セフィアBBの上位モデルで、よりシャープなシャクリ感と軽量なボディが特徴です。CI4+素材の採用でセフィアBBより自重が軽く、長時間の釣りでも疲れにくい。エギングを本格的に楽しみたい初中級者に最もおすすめのモデルです。
3. シマノ 22 ミラベル 2500SHG【コスパ重視の軽量モデル】
エギング専用機ではありませんが、CI4+素材採用で1万円台前半とは思えない軽さを実現しています。シングルハンドルモデルですが、社外品のダブルハンドルに付け替えることも可能。「とにかく軽いリールで始めたい」という方の最適解です。
4. シマノ 21 セフィアXR C3000SDH【中級者向けの最適解】
セフィアSSの上位にあたるエギング専用機です。自重185g・ギア比5.1・1回転75cm、最大ドラグ9kg、ベアリングは9+1。軽さと感度を一段上げたい中級者の本命候補です。この番手はハイギアではなくノーマルギアなので、巻きの一定感を取りやすく、スローなシャクリやフォール重視の釣りと噛み合います。
5. ダイワ 25カルディア FC LT2500S【ダイワ派コスパ最強・汎用機】
ダイワの人気汎用リールです。エギング専用機ではありませんが、軽量なLTコンセプトと高いドラグ性能でエギングでも十分活躍します。FC LT2500Sは自重170g・PE0.6号200mで、2.5〜3.0号のエギを使う秋の釣りに合う番手です(番手ごとの違いはこちら)。エギング以外にもアジングやメバリングにも使えるため、複数の釣りを楽しむ方に最適な一台です。なおFC LT2500Sはシングルハンドルなので、ダブルハンドル化は社外品への交換が前提になります。
6. シマノ 23 ストラディック 2500SHG【中級汎用機のロングセラー】
シマノの定番中級汎用リールです。マイクロモジュールギアとXプロテクトを搭載し、滑らかな巻き心地と高い防水性能を実現。エギング専用機に負けない性能を持ちながら、アジングやシーバスにも転用できる汎用性の高さが魅力です。ただしこちらもシングルハンドルで交換が前提、自重220gはこの記事の7機種で最も重い数値です。軽さを最優先するなら他機種を検討してください。
7. シマノ 23 ヴァンキッシュ C3000SDH【軽さを極めたハイエンド】
「軽さ」を最優先するならこれ。C3000番のダブルハンドルで自重175g、ベアリングは13+1、ギア比5.1・1回転75cm、最大ドラグ9kg。軽さ・巻き心地・所有感まで妥協したくない人向けの一台です。1日シャクり続けたときの疲れ方が明確に変わります。ノーマルギア寄りの設定なので、速巻きよりも一定のテンポで誘う釣りに向きます。
ダブルハンドル選びの補足記事
番手、ドラグ、ラインまで確認すると、リール選びの失敗を減らせます。
よくある質問
エギングリールのダブルハンドルで迷いやすいポイントを整理します。標準ダブルハンドルを選ぶか、交換前提で軽量リールを選ぶかで予算と使い心地が変わります。
ダブルハンドルとシングルハンドル、エギングにはどちらが向いていますか?
エギングではダブルハンドルが扱いやすい場面が多いです。シャクリ後にノブをつかみやすく、糸フケ回収のテンポを作りやすいからです。ただし、軽さを最優先する人や巻きの軽さを重視する人はシングルハンドルも選択肢になります。
エギングリールの番手は2500番と3000番どちらがいいですか?
迷ったら2500番〜C3000番が選びやすいです。PE0.6〜0.8号を150m前後巻けて、8ft台のエギングロッドともバランスを取りやすいサイズです。深場やティップラン寄りならC3000番、軽さ重視なら2500番を基準にしましょう。
シングルハンドルのリールをダブルハンドルに交換できますか?
対応するハンドルがあれば交換できます。ただし、リールの番手・軸の規格・左右ハンドルの仕様によって合うパーツが変わるため、購入前に必ず対応表を確認しましょう。手間を減らしたいなら、最初からダブルハンドル標準モデルを選ぶのが安心です。
エギングリールのギア比はハイギアとノーマルギアどちらがいいですか?
初心者はハイギアが使いやすいです。シャクリ後の糸フケを素早く回収しやすく、風がある日でもライン管理が楽になります。ノーマルギアは巻きが軽く、ゆっくり見せる釣りを重視する人に向いています。
エギング専用リールと汎用リールの違いは何ですか?
エギング専用リールは、番手・スプール・ハンドル・自重のバランスがエギング向けに整っています。汎用リールでも十分使えますが、ダブルハンドル化やライン量の調整が必要になる場合があります。最初の1台なら専用モデル、他の釣りにも使うなら汎用モデルが選びやすいです。
まとめ
エギングリールのダブルハンドルは、シャクリ後の糸フケ回収をスムーズにし、釣りのリズムを作りやすくしてくれます。特にテンポよく探る秋の数釣りや、風でラインが膨らみやすい状況では、ノブをすぐにつかめる安心感が大きなメリットになります。
一方で、ダブルハンドルはシングルハンドルより重くなりやすく、交換前提だと追加費用もかかります。初心者はセフィアBBやセフィアSSのような標準ダブルハンドルモデル、軽さ重視ならミラベルやカルディアを交換前提で考えると選びやすいです。リール全体の比較はエギングリールおすすめ12選、ドラグ設定はエギングのドラグ設定完全ガイドも確認しておきましょう。












































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