シーバスで25カルディアを選ぶとき、迷いどころは3000番です。LT3000S-CXH、LT3000、LT3000-XH。同じ「3000」なのに、自重が15g違って、巻けるPEの号数も違います。
分かれ目は使うPEの号数です。PE0.8号ならLT3000S-CXH、PE1号ならLT3000系、PE1.5号ならLT4000-C系。魚のサイズではなく、ラインから引くのがいちばん外しません。
なぜ号数で決まるのか、そしてノーマルギアとXHをどう選び分けるのか。釣り場ごとに整理します。
カルディアというシリーズ全体を先に把握したい方は、こちらからどうぞ。
シーバスに合う25カルディアの番手|早見表
シーバスで候補になる番手を、使うPEの号数順に並べました。番手名を押すと詳しい解説へ移動できます。
表は横にスクロールできます。巻き取り長さはハンドル1回転あたりです。
| 番手 | 自重 | PE糸巻量 | 巻き取り長さ | 最大ドラグ | 向いている釣り場 |
|---|---|---|---|---|---|
| LT3000S-CXH | 195g | 0.8号-200m | 93cm | 10kg | 湾奥・港内・小規模河川 |
| LT3000 | 210g | 1号-200m | 77cm | 10kg | 河川・河口(ゆっくり巻きたい) |
| LT3000-XH | 210g | 1号-200m | 93cm | 10kg | 河川・河口(手返し重視) |
| LT4000-C | 220g | 1.5号-200m | 82cm | 12kg | 大型河川・サーフ(ドリフト) |
| LT4000-CXH | 220g | 1.5号-200m | 99cm | 12kg | 大型河川・サーフ(手返し) |
出典:ダイワ公式「カルディア」製品スペック(2026年10月1日確認)。全15番手は25カルディアの番手の選び方に掲載しています。
湾奥・港内でPE0.8号なら|LT3000S-CXH
運河や港内、足場のいい小規模河川。障害物が少なく、キャスト距離もそこまで要らない釣り場なら、LT3000S-CXH(195g)が基準です。
PE0.8号を200m巻ける浅溝スプールに、小型ボディの組み合わせ。巻き取り長さは93cm。3000番の糸巻量を、3000番より小さいボディに収めたモデルで、LT3000(210g)より15g軽く仕上がっています。
品番のCXHは「C+XH」で、Cがコンパクトボディ、XHがエクストラハイギアという意味です。ひとつのギア名称ではないので、CXHとXHを別物のギア比だと思わないよう注意してください。どちらもギア比は6.2で同じです。
河川・河口でPE1号なら|LT3000とLT3000-XH
流れのある河川や河口で、そこそこのサイズも混じる場所。PE1号を200m確保したいなら210gのLT3000系です。
3000S-CXHよりボディが一回り大きく、同じ「3000」という数字でも構成がまったく違います。ハンドル長も55mmと60mmで変わり、巻きのトルクが出やすくなります。
ノーマルのLT3000が77cm、LT3000-XHが93cm。流れに乗せてドリフトさせる釣りならノーマル、手返しよく探るならXH。河川のシーバスは「ゆっくり見せる」場面が多いので、ノーマルギアが選ばれることも珍しくありません。
大型河川・サーフでPE1.5号なら|LT4000-C系
河口部や大型河川、サーフが絡む釣り場。PE1.5号を200m積みたいなら220gのLT4000-C/LT4000-CXHです。最大ドラグ力もここから12kgに上がります。
巻き取り長さは82cmと99cm。一定の速度で引き続ける釣りならノーマル、広く探って回収を速めたいならCXH。サーフでヒラメも視野に入れるなら、回収が速いCXHのほうが手数を稼げます。
注意しておきたいのは、糸巻量が多いほどどんな大物にも対応できる、という意味ではないことです。障害物の有無、足場の高さ、使うルアーの重さ、ロッドの強さ。ここまで含めてタックル全体で決まるもので、リールの番手だけ上げても解決しません。
さらに上、PE2号を300m積みたいサーフや青物混じりの釣り場なら、240gのLT5000-C/LT5000-CXHが対応します。ドラグがATD TOUGHに変わり、ハンドルノブもパワーライトタイプEVAになる番手です。
ノーマルギアとXHの選び分け|巻き取り長さで決まる
ギア比の数字だけ見ても比較になりません。同じ6.2でも、スプールが大きいほど1回転で巻く長さは伸びるからです。
たとえばLT3000-XHは93cm、LT4000-CXHは99cm。ギア比はどちらも6.2ですが、6cm違います。回収の速さを比べたいなら、ギア比ではなく巻き取り長さの数字を見てください。
シーバスでの目安はこうです。ドリフトやデッドスローで見せる釣りが多いならノーマルギア。ランガンして手数で探る、風や流れで出た糸フケを素早く回収したいならXH。どちらが優れているという話ではなく、自分の釣りのテンポに合うほうを選ぶだけです。
シーバスロッドとのバランス
シーバスロッドは9フィート前後で自重120g台が多く、そこに195〜220gのリールを組みます。ロッドが長いぶん、リールが軽すぎると先重りが出やすいのがシーバスの特徴です。
湾奥のショートロッドならLT3000S-CXHの195gが合わせやすく、大型河川で10フィート級を使うならLT4000-C系の220gのほうが手元が落ち着きます。ロッドの長さと番手を連動させると、大きく外しません。
ルビアス・セルテートと迷ったら
シーバスは1シーズンのキャスト数が多い釣りなので、軽さと剛性のどちらを取るかで上位機が気になります。
同じ番手で比べるのが判断の近道です。カルディアのLT4000-CXHが220gに対して、ルビアスは軽さ寄り、セルテートは剛性寄り。詳しい差はルビアスとセルテート・カルディアの違いにまとめています。
逆に予算を抑える方向なら、フリームスやレガリスも同じ番手が用意されています。カルディアとフリームス・レガリス・レブロスの違いで、価格差の中身を数字で整理しました。
シーバス向け25カルディアの番手に関するよくある質問
シーバスなら25カルディアの何番がおすすめですか?
使うPEの号数で決まります。PE0.8号なら195gのLT3000S-CXH、PE1号なら210gのLT3000/LT3000-XH、PE1.5号なら220gのLT4000-C/LT4000-CXHです。湾奥や港内はLT3000S-CXH、河川や河口はLT3000系、大型河川やサーフはLT4000-C系が目安になります。
LT3000S-CXHとLT3000-XHは何が違いますか?
ボディサイズと糸巻量が違います。LT3000S-CXHは小型ボディに浅溝スプールで195g・PE0.8号200m、LT3000-XHは一回り大きいボディで210g・PE1号200m。巻き取り長さはどちらも93cmで同じです。CXHは「C(コンパクトボディ)+XH(エクストラハイギア)」の組み合わせで、ひとつのギア名称ではありません。
シーバスでノーマルギアとXHはどちらを選ぶべきですか?
釣り方のテンポで決めます。流れに乗せるドリフトやデッドスローで見せる釣りが多いならノーマルギア、ランガンで手数を稼いだり風や流れで出た糸フケを素早く回収したいならXHです。比べるときはギア比ではなく巻き取り長さを見てください。同じギア比6.2でもLT3000-XHは93cm、LT4000-CXHは99cmと差があります。
大きいシーバスを狙うなら番手を上げるべきですか?
番手を上げる理由はラインの太さと長さで、魚のサイズではありません。糸巻量が多いほど大物に対応できるという意味ではなく、障害物の有無、足場の高さ、使うルアーの重さ、ロッドの強さまで含めてタックル全体で決まります。PE1号で足りる釣り場なら、無理にLT4000-C系へ上げる必要はありません。
まとめ|シーバスの番手はPEの号数から引く
PE0.8号ならLT3000S-CXH(195g)、PE1号ならLT3000系(210g)、PE1.5号ならLT4000-C系(220g)。まずこの3択に落としてから、ノーマルギアかXHかを自分の釣りのテンポで決めます。
魚のサイズから番手を決めると、たいてい大きすぎるほうへ外します。普段の釣り場で何号を何m巻いているか。そこから引くのがいちばん確実です。
他の釣りもふまえて選びたい方は25カルディアの番手の選び方、シリーズ全体はダイワカルディア完全ガイド、サーフで青物も見るならカルディアSW、スプールの追加はスプール互換性へどうぞ。


























































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