22イグジストは21番手あります。LTが12、PC LTが4、SFが5。型番にはS・P・H・XH・DH・Cといった記号も付くので、一覧を見ただけでは絞りきれません。
まずは、使うラインの号数と、必要な糸巻量から引く。番手の数字はスプールのサイズを表します。同じ番手でも溝の深さによって糸巻量が変わるため、型番ごとの標準巻糸量を確かめます。
ここでは記号の読み方を整理したうえで、ライン号数と釣り方の両方から番手に落とします。2026年10月1日時点のダイワ公式スペックにもとづく選び方ガイドです。
まず型番の記号を読む
表は横にスクロールできます。
| 記号 | 意味 | 備考 |
|---|---|---|
| LT | ライト&タフの汎用系統 | 12番手 |
| PC | パワーカスタム | スプールとローターは番手どおり、ボディだけ1サイズ大きい。4番手 |
| SF | スーパーフィネス | ボディを約20%コンパクト化した軽量系統。5番手 |
| S | 浅溝スプール | 細いラインを少なく巻く前提 |
| SS | 超浅溝スプール | スーパーシャロー。Sより浅い溝の仕様 |
| P | パワーギア | ギア比4.6〜4.9。ゆっくり丁寧に巻く |
| (無印) | ノーマルギア | ギア比5.0〜5.2 |
| H | ハイギア | ギア比5.7〜5.8 |
| XH | エクストラハイギア | ギア比6.2 |
| DH | ダブルハンドル | ハンドルアーム長90mm。2500番に1機種 |
| C | コンパクトボディ | 5000番の表記 |
数字はスプールのサイズ、記号は溝の深さ・ボディ構成・ギア比・ハンドルなどを表します。PCでは、スプールは番手どおりのまま、ボディが1サイズ大きくなります。
PCの定義の出典:ダイワ公式「AIRITY LT」特設サイトの注記、およびボディとスプールの関係はルビアスの製品ページ(いずれも2026年10月1日確認)。イグジストの公式ページにはPCの説明文がありません。
ライン号数から番手を引く
まずは使うPEの号数と必要な長さを決め、標準巻糸量から候補を絞ります。同じ号数でも、ボディ構成やギア比の異なる番手が残ります。
表は横にスクロールできます。糸巻量は公式の標準値で、目安です。
| 使うPE | 標準巻糸量 | 番手 | 自重 |
|---|---|---|---|
| 0.3号 | 0.3号-200m | SF1000S-P / SF2000SS-P / SF2000SS-H | 135g |
| 0.4号 | 0.4号-200m | LT2000S-P / LT2000S-H | 155g |
| 0.4号(SF) | 0.4号-200m | SF2500SS / SF2500SS-H | 140g |
| 0.6号 | 0.6号-200m | LT2500S / -H / -XH / -DH | 160〜170g |
| 0.8号 | 0.8号-200m | PC LT2500 / PC LT2500-H / LT3000S | 175〜180g |
| 1号 | 1号-200m | LT3000-H / PC LT3000 / PC LT3000-XH | 180〜190g |
| 1.5号 | 1.5号-200m | LT4000 / LT4000-XH | 205g |
| 2号 | 2号-300m | LT5000-C / LT5000-CXH | 220g |
同じ号数に複数の番手が並んだら、扱うリグや負荷に合うボディ構成を選び、巻き取り長さを比べます。巻き取り長さはLT2500S系でノーマル72cm・H82cm・XH87cm。糸ふけを手早く回収したいならXH、丁寧に巻きたいならノーマルギア。
LT2000S・LT2500S系の最大ドラグ力は5kg、PC LT2500と3000番以上のLT系は10kgです。SFは3kgですが、実際のドラグ設定は800g以下が推奨されています。最大ドラグ値だけで用途を決めず、使用ラインやリグに合う番手を選んでください。
釣り方から番手を引く
表は横にスクロールできます。
| 釣り方 | 番手 | 選んだ理由 |
|---|---|---|
| アジング・メバリング(ジグ単) | LT2000S-P / LT2000S-H | PE0.4号-200m。155gでロッドとのバランスを取りやすい |
| アジング(キャロ・フロート) | LT2500S | PE0.6号-200m。少し太いラインとリーダーを扱える |
| エギング(秋・ノーマル) | LT2500S-XH | PE0.6号-200m。巻き取り87cmでシャクリ後の糸ふけを処理しやすい |
| エギング(軽さ・リズム重視) | LT2500S-DH | ダブルハンドルで巻き出しが安定。ハンドルアーム長90mm |
| ディープエギング・テンヤ | PC LT2500 | スプールは2500番のままボディが1サイズ上。PE0.8号-200m |
| シーバス(河川・港湾) | LT3000-H | PE1号-200m、巻き取り85cm |
| シーバス(サーフ・大型河川) | LT4000-XH | PE1.5号-200m、巻き取り99cm |
| ライトショアジギ・青物 | LT5000-CXH | PE2号-300m、巻き取り105cm |
| バス・エリアトラウト・ライトソルト | SF2000SS-H / SF2500SS | 135〜140g。4lb程度まで/PE0.6号程度まで、ドラグ800g以下推奨が条件 |
SFを選ぶときの条件(いずれも公式記載)
- 想定ラインは「4lb程度までのナイロン、フロロ、エステルライン、又は0.6号程度までのPEライン」
- 「ドラグの設定は800g以下を推奨します」
- 糸巻き時の推奨張力はナイロン・フロロ・エステル100g、PE200g
- 想定する釣りは軽量リグのバス、エリアトラウト、ネイティブトラウト、ライトソルト。パワーフィネスとエギングは公式が非推奨
出典:ダイワ公式「EXIST」/EXIST SF 特設サイト(いずれも2026年10月1日確認)。
迷ったときの3番手
最初の1台になりやすい順
- LT2500S-XH/エギングもライトゲームもシーバスのライトな釣りも触れる。160g・PE0.6号-200m・巻き取り87cm
- LT3000-H/シーバスを主軸にするならここから。180g・PE1号-200m
- LT4000-XH/サーフやライトショアジギまで見るなら。205g・PE1.5号-200m
上の3番手は、幅広い釣りに使う場合の候補です。軽量リグ中心ならSF、巻き上げ負荷を重視するならPCも、最初の1台から候補になります。SFは前述のライン・ドラグ設定の条件に合うかを先に確かめてください。
シリーズ全体の構成は、こちらにまとめています。
よくある質問
イグジストの最初の1台はどの番手がいいですか?
LT2500S-XHが基準になります。自重160g、PE0.6号-200m、ギア比6.2で巻き取り87cm。エギング、アジングのキャロやフロート、シーバスのライトな釣りまで1台で触れる番手です。
番手の数字は何を表していますか?
スプールのサイズ区分を表します。ただし、同じ数字でも系統や溝の深さで糸巻量は異なります。例えばLT2000S-PはPE0.4号を200m、LT2500Sは0.6号を200m、LT3000-Hは1号を200m、LT4000は1.5号を200m、LT5000-Cは2号を300m。一方、SF2000SS-PはPE0.3号を200mです。巻きたいラインの号数と量から番手を決めるのが、いちばん外れにくい引き方です。
PC LTは通常のLTと何が違いますか?
PCはパワーカスタムの略で、同じスプール番手の通常モデルより1サイズ大きいボディを採用しています。スプールとローターは番手どおりのサイズのままです。PC LT2500なら自重が160gから175gへ増え、最大ドラグ力が5kgから10kg、標準巻糸量もPE0.6号から0.8号に上がります。
ギア比はどう選べばいいですか?
回収の速さで選びます。LT2500S系なら巻き取り長さがノーマル72cm、H82cm、XH87cm。エギングのようにシャクったあとの糸ふけを素早く処理したい釣りはXH、巻きの釣りで一定速度を保ちたいならノーマルギアかHが扱いやすくなります。
SFの番手は海で使えますか?
公式が想定する釣りにライトソルトが含まれているので、条件の範囲なら使えます。条件は「4lb程度まで/PE0.6号程度まで」「ドラグ設定800g以下推奨」。一方で、パワーフィネスや激しいシャクリで負荷のかかるエギングは公式が非推奨としています。幅広く使う1台ならLT系を選んでください。
まとめ|ラインと糸巻量で候補を絞る
ラインの号数と必要な糸巻量で候補を絞り、使うリグや負荷に合う構成と巻き取り長さで選ぶ。この順番で、21番手の違いを整理できます。
最初の1台ならLT2500S-XH。そこから、シーバス中心ならLT3000-H、サーフまで見るならLT4000-XHへ。軽量リグ中心ならSF、巻き上げ負荷を重視するならPCも、用途に合わせて選べます。
他のダイワシリーズはシリーズ一覧にまとめています。
このシリーズをさらに詳しく
シリーズ全体の構成と、エアリティとの比較はこちらです。


















































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