エアリティのLT2500Sは150gで65,500円。ルビアスのLT2500Sは150gで47,700円(いずれもメーカー希望本体価格・税抜)。自重がまったく同じで、17,800円の差があります。
ところが番手を上げていくと、この関係が崩れます。4000番と5000番では、エアリティのほうが15〜20g軽くなります。つまり自重差は番手によって変わります。
ここを公式スペックで追いかけます。
番手で変わる自重差|LT2500Sは同じ、PC系や大型には差
表は横にスクロールできます。価格はメーカー希望本体価格(税抜)。
| 番手 | 23エアリティ | 24ルビアス | 自重差 | 価格差 |
|---|---|---|---|---|
| LT2000S-P | 145g / 65,000円 | 145g / 46,700円 | 同じ | 18,300円 |
| LT2000S-H | 145g / 65,000円 | 145g / 46,700円 | 同じ | 18,300円 |
| LT2500S | 150g / 65,500円 | 150g / 47,700円 | 同じ | 17,800円 |
| LT2500S-XH | 150g / 65,500円 | 150g / 47,700円 | 同じ | 17,800円 |
| LT2500S-DH | 165g / 67,500円 | 165g / 49,700円 | 同じ | 17,800円 |
| PC LT2500 | 165g / 66,000円 | 170g / 48,900円 | −5g | 17,100円 |
| LT3000-H | 175g / 66,500円 | 175g / 50,100円 | 同じ | 16,400円 |
| PC LT3000 | 185g / 67,000円 | 205g / 51,300円 | −20g | 15,700円 |
| LT4000-XH | 200g / 67,500円 | 215g / 52,500円 | −15g | 15,000円 |
| LT5000D-CXH | 205g / 69,500円 | 225g / 54,500円 | −20g | 15,000円 |
掲載したLT2000S系・LT2500S系・LT3000-Hでは自重が一致します。一方、PC LT2500はエアリティが5g軽く、PC LT3000は20g軽い設計です。「2000〜3000番はすべて同じ重さ」とは括れません。
ボディ素材は、エアリティがマグネシウム、ルビアスがZAIONです。ただし、この素材の違いが重量差の何g分に当たるかは、公式スペックからは分かりません。重量と素材は、それぞれの比較項目として見てください。
出典:ダイワ公式「エアリティ」/同「ルビアス」(いずれも2026年10月1日確認)。重量差の原因を特定した比較ではありません。
自重以外の差|素材・マグシールド・ベアリング
表は横にスクロールできます。LT系で比較しています。
| 項目 | 23エアリティ | 24ルビアス |
|---|---|---|
| ボディ素材 | マグネシウム | ZAION |
| ボディ構成 | 1部品(モノコック) | モノコックボディ |
| ローター | ZAION | ZAION |
| マグシールド(LT系) | ピニオン部・ラインローラー部 | ピニオン部 |
| ベアリング | 11/1(DHは13/1) | 9/1(DHは10/1) |
| エアドライブデザイン | 4要素すべて | 4要素すべて |
| ギア | 超々ジュラルミン製MCタフデジギア | 超々ジュラルミン製MCタフデジギア |
まず比べたいのはボディ素材・マグシールドの搭載部位・ベアリング数です。ベアリング数の表記はボール/ローラーで、LT2500S-DHはエアリティ13/1、ルビアス10/1となります。5000番のドラグ機構にも違いがあり、次の節で確認します。ローターはどちらもZAION、ギアも同じ名称、エアドライブデザインも両方4要素そろっています。
マグシールドの差は、ラインローラー部が入るかどうかです。エアリティのLTはピニオン部とラインローラー部、ルビアスのLTはピニオン部。なお両シリーズともSF系はピニオン部のみ、ST系は非搭載で、系統によって搭載箇所が変わります。
4000・5000番は最大ドラグ力にも差
価格が安いほうが全面的に劣る、という関係ではありません。大型番手の最大ドラグ力は逆転しています。
表は横にスクロールできます。
| 番手 | 23エアリティ | 24ルビアス |
|---|---|---|
| LT4000-XH | 10kg | 12kg |
| LT5000D-CXH | 10kg | 12kg |
LT4000-XHとLT5000D-CXHの最大ドラグ力は、エアリティ10kg、ルビアス12kgです。公式はルビアスの5000番にATD TOUGH(カーボンワッシャー採用)を搭載と明記しており、ドラグの作りが別です。
最大ドラグ力の差は、リール全体の強さや常用できる負荷の差を示すものではありません。必要な糸巻量や用途を合わせたうえで、重量とドラグ機構の違いを比べてください。
どちらを選ぶか
エアリティを選ぶ理由になるもの
- LT4000-XHの15g差、LT5000D-CXHの20g差を重視する
- ラインローラー部にもマグシールドを入れておきたい
- 金属ボディの質感や剛性感を重視する
ルビアスを選ぶ理由になるもの
- LT2000S系・LT2500S系・LT3000-Hの自重が同じなので、価格を重視して選びたい
- LT5000D-CXHのATD TOUGHを選びたい
- 浮いた予算をロッドや他の道具に回したい
LT2500Sでは、自重が同じなので価格・ボディ素材・ラインローラーの仕様で比較できます。LT5000D-CXHでは、エアリティが20g軽いことも選択材料になります。番手だけで決めず、購入時の実売価格と使い方を合わせて選んでください。
それぞれのシリーズ全体は、こちらにまとめています。
よくある質問
エアリティとルビアスは自重が同じなのですか?
掲載したLT2000S系・LT2500S系・LT3000-Hでは一致します。ただしPC LT2500はエアリティ165g・ルビアス170gで5g差、PC LT3000は185g・205gで20g差です。LT5000D-CXHも205g・225gで20g差があり、同じサイズ帯でも型番によって違います。
価格差は何に対して払うものですか?
LT2500Sでは、ボディ素材、マグシールドの搭載部位、ベアリング数などに違いがあります。ボールベアリングはエアリティ11個・ルビアス9個ですが、LT2500S-DHでは13個・10個です。5000番はドラグ機構も異なります。価格差の全体を、どれか1つの仕様だけで説明することはできません。
ルビアスのほうが優れている点はありますか?
LT4000-XHとLT5000D-CXHの最大ドラグ力は、エアリティ10kgに対しルビアス12kgです。ルビアスの5000番はATD TOUGH(カーボンワッシャー採用)を搭載しています。ただし、最大ドラグ力だけでリール全体の強さや耐久性の優劣は判断できません。
ラインローラーのマグシールドはどれくらい効きますか?
ダイワ公式はマグシールドを「磁性を持つマグオイルの壁を作り、海水や埃などの侵入をシャットアウトする」構造と説明していますが、ラインローラー部の有無による耐久差を示した公式データはありません。搭載部位は比較できますが、寿命がどのくらい変わるかまでは分かりません。
まとめ
掲載したLT2000S系・LT2500S系・LT3000-Hは自重が同じ。PC LT2500は5g、PC LT3000は20g、LT4000-XHは15g、LT5000D-CXHは20g、エアリティが軽いという整理になります。
使う番手を決めたら、同じ型番の重量と購入時の実売価格を比べてください。自重が同じLT2500Sでも、ボディ素材とラインローラーの仕様には違いがあります。LT5000D-CXHなら、20gの軽さを重視するか、価格やドラグ機構を重視するかで選べます。
他のダイワシリーズはシリーズ一覧にまとめています。
このシリーズをさらに詳しく
シリーズ全体の構成と、イグジストとの比較はこちらです。



















































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