フォースマスターは200から9000まで8機種あり、シマノの電動リールでいちばん番手が多いシリーズです。しかも価格差が86,600〜106,800円(税別)と2万円ほどしかありません。
つまり予算ではなく釣りものだけで番手を決められるのがこのシリーズの強みです。ここでは実際に選択肢になりやすい200・600・1000・3000の4番手を、公式スペックで比べます。
フォースマスター200・600・1000・3000の違い早見表
| 番手 | 自重 | 糸巻量PE | 実用巻上持久力 | 最大ドラグ | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|
| 200/201 | 395g | 0.8号270m/1号220m | 3kg | 5kg | 86,600円 |
| 600/601 | 490g | 2号300m/3号200m | 6kg | 10kg | 95,200円 |
| 1000 | 680g | 2号600m/3号400m/4号300m | 8.5kg | 15kg | 95,400円 |
| 3000 | 795g | 4号450m/5号350m/6号300m | 11kg | 20kg | 98,800円 |
600と1000の価格差はわずか200円です。にもかかわらず実用巻上持久力は6kg→8.5kg、糸巻量はPE3号で200m→400mに増えます。
200/201を選びたい釣り
自重395gはフォースマスターで最軽量です。PE0.8号を270m、最大ドラグは5kg。ライトゲーム専用と考えてください。
ギア比8.2は全番手で最も高く、最大巻上速度195m/分。手巻き感覚で誘いたいライトな釣りに向きます。逆にオモリが重くなる釣りでは力不足になるので、「軽さを買う番手」という位置づけです。
600/601を選びたい釣り
自重490g、PE2号300m、実用巻上持久力6kg。ライト船の主力番手で、タチウオやイカのように誘い続ける釣りに向きます。
ベアリング数はBB8個/ローラー2個で、200番のBB9個/ローラー1個とは内訳が異なります。BBは200番のほうが1個多く、ローラーベアリングは600番のほうが1個多い構成です。右ハンドルが600、左が601、ダブルハンドル仕様がDHになります。
1000を選びたい釣り
自重680g、PE3号400m、実用巻上持久力8.5kg。糸巻量はPE2号600m/3号400m/4号300mで、4番手のなかでもっとも幅の広い設定です。
最大巻上速度は210m/分で、600番の195m/分、3000番の170m/分を上回ります。ただしこれはシマノ公式の定義で無負荷時の値です。1kg負荷時の実用巻上速度は1000番150m/分、600番148m/分、3000番130m/分と差が縮まるため、実釣での回収速度は負荷別の値とあわせて見てください。
3000を選びたい釣り
自重795g、PE5号350m、実用巻上持久力11kg、最大ドラグ20kg。重いオモリの中深場や、青物の泳がせまで視野に入る番手です。
ギア比は3.9と低く、最大巻上速度は170m/分です。1kg負荷時の実用巻上速度は130m/分、5kg負荷時は106m/分。実用巻上持久力11kgは、シマノ公式の定義で水深100mから水面まで巻き上げられる負荷の最大値を示します。
600と1000、メーカー本体価格差200円(税別)で何が変わる?
本体価格はメーカー希望の税別価格で、実売価格の差ではありません。公表価格がほぼ同じなので、スペックで比べます。
| 項目 | フォースマスター 600 | フォースマスター 1000 |
|---|---|---|
| 本体価格(税別) | 95,200円 | 95,400円 |
| 自重 | 490g | 680g |
| 糸巻量PE | 2号300m/3号200m | 2号600m/3号400m/4号300m |
| 実用巻上持久力 | 6kg | 8.5kg |
| 最大ドラグ力 | 10kg | 15kg |
| 最大巻上速度 | 195m/分 | 210m/分 |
| ギア比 | 6.5 | 5.3 |
| ベアリング数 | 8/2 | 11/1 |
価格差は200円。選ぶ基準は自重190gの差と、糸巻量・巻き上げ力のどちらを取るかです。
600が勝っているところ
自重490gです。1000番の680gより190g軽く、ギア比は6.5と高めです。糸巻量はPE2号300m/3号200m、最大ドラグ10kg、実用巻上持久力6kg。指定PEが2号前後で、必要な糸巻量が300mまでに収まる釣りが適合範囲になります。
この適合範囲に収まり、かつ手持ちの時間が長い釣りであれば、190gの差は選ぶ理由になります。必要な糸巻量が300mを超える場合は、600番では足りません。
1000が勝っているところ
糸巻量と巻き上げ力、そして速度です。PE3号で200m→400mと倍になり、実用巻上持久力は6kg→8.5kg。最大ドラグ力も10kg→15kgに上がります。
最大巻上速度は210m/分で、フォースマスターでは高い値です(無負荷時)。1kg負荷時の実用巻上速度は150m/分で、600番の148m/分とほぼ同じです。船宿指定のPE号数と必要な糸巻量を先に確認し、どちらの番手でも条件を満たす場合に自重や操作機能で比べてください。
① 船宿指定のPE号数を確認する → ② 狙う水深に対して必要な糸巻量を出す → ③ それを満たす番手に絞る → ④ 両方が条件を満たすなら、自重190g差と負荷別の実用巻上速度で比べる。
糸巻量が足りない番手は、軽くても選択肢になりません。600番はPE2号300m/3号200m、1000番はPE2号600m/3号400m/4号300mです。
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フォースマスター 1000|PE3号400m・実用巻上持久力8.5kg
糸巻量はPE2号600m/3号400m/4号300mで、200・600・3000より幅が広い設定です。最大巻上速度210m/分は無負荷での値で、この4番手では最も高い値です。必要な糸巻量が決まっていない段階で候補に残しやすい番手です。
フォースマスター 600/601|自重490g・PE2号300m
自重490gの軽さを買う番手です。タチウオやイカのように誘い続ける釣りで、1000番との190g差がそのまま効いてきます。
フォースマスター 200/201|自重395g・PE0.8号270m
自重395g、PE0.8号270m、最大ドラグ5kg、実用巻上持久力3kg、ギア比8.2。ライトな釣りを想定した番手で、糸巻量と最大ドラグが小さいぶん守備範囲は狭くなります。取り寄せ・予約扱いの場合があるため、納期は販売ページでご確認ください。
フォースマスター 3000|PE5号350m・最大ドラグ20kg
自重795g、PE5号350m、最大ドラグ20kg、実用巻上持久力11kg。太いPEと大きな糸巻量が要る中深場に対応する番手です。取り寄せ・予約扱いの場合があるため、納期は販売ページでご確認ください。
フォースマスターの番手に関するよくある質問
フォースマスターは何番がおすすめですか?
糸巻量の幅がもっとも広いのは1000番です。PE2号600m/3号400m/4号300mで、600番(2号300m/3号200m)より多く巻けます。船宿指定の号数と必要な糸巻量が600番で収まり、自重の軽さを優先するなら600番(490g)です。本体価格はほぼ同じ(95,200円と95,400円・いずれも税別)なので、糸巻量と自重のどちらを取るかで決まります。
600と1000はどちらを買うべきですか?
価格差は200円(95,200円と95,400円・税別)しかないので、重さで決めてください。手持ちで誘い続けるなら490gの600番、置き竿で深場を狙うなら糸巻量と巻き上げ力で勝る1000番です。
200番でタチウオは狙えますか?
最大ドラグ5kg、実用巻上持久力3kgなので、浅場で軽いオモリなら可能ですが余裕はありません。タチウオを本命にするなら600番以上が安心です。200番はPE0.8号270mというスペックが示すとおり、ライトゲーム向けの番手です。
まとめ:指定PEと必要な糸巻量から番手を絞る
- フォースマスターは8製品で、メーカー本体価格差は20,200円(税別)
- 600と1000のメーカー本体価格差は200円(税別)。自重は490gと680gで190g差
- まず船宿指定のPE号数と必要な糸巻量を満たす番手に絞る
- 両方が条件を満たす場合に、自重・操作機能・負荷別の実用巻上速度で比べる
- 重いオモリ・泳がせまで見るなら3000(実用巻上持久力11kg)
- ライトゲーム専用なら200(自重395g・ギア比8.2)
ビーストマスターとの比較はフォースマスターとビーストマスターの違い、シリーズ全体はシマノ電動リールの違いは?4シリーズ比較にまとめています。













































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